こんばんわ、いろはの楓です。
先日、1歳5ヶ月になった息子が39℃の高熱を出してしまいました。病院で診てもらったところ、手足口病ですとのことでした。初めての発熱だったので、とても不安で仕方なかったのですが、今は熱も引き体調は良くなっています。
子供が熱を出したとき、しかも初めてのときなんてとても心配になりますよね。今回は、同じような症状になってしまった子供を持つ人へ、少しでも治療の参考になればと思い、手足口病にかかってしまった息子の症状が治まるまでの体験談を書きたいと思います。
【目次】
1日目(自宅にて)
ことは仕事終わりに妻に帰宅の電話をかけたところから始まりました。心配そうな声で、息子が高熱を出していると言うのです。16時ころに息子の体を触ったところ、いつもより熱さを感じて少しぐったりとした様子だったので、体温を測ったところ38℃まで上がっていたとのことでした。
私は急いで電車に乗り、移動時間で赤ちゃんの高熱について調べました。赤ちゃんの平熱は大人に比べると少し高いとネット上に書いてありましたが、38℃と聞くとかなり不安です。
熱を測るさい、息子が体温計を嫌がって大変だったと妻が言っていたので、帰り道にドラッグストアに寄って体温計を見ていきました。スマホで調べて、耳に当てるだけで2秒くらいで測れるものがあると載っていたので、買って帰ろうと思っていたのですが、値段が5,000円オーバー!ちょっと高い…。せっかく寄ったのに買わずに帰ってしまいました。あとでAmazonで調べたら、ネットで買った方が安そうです。
家に到着し、すぐに息子の様子を確認。夕食はいつも通り食べることができたみたいで、見た目だけではいつもと変わらない様子です。しかし、頭や体(とくにお腹と背中)を触るとお風呂のお湯のように熱く、すぐに熱があると感じられました。
しかしなぜこんなに普段通りなのか…1人で部屋の中を歩き回るし、こちらをみて笑う姿も見受けられます。とても38℃の熱があるとは思えません。赤ちゃんの体はとても不思議です。
この日はお風呂には入れず、20時には寝かしつけることにしました。抱っこをすると、いつもなら自分から降りようとするのですが、この日はとてもおとなしい。やはり少しは体がだるそうです。そのため、すぐに眠りにつきました。
私たちも寝る準備を済ませ、そろそろ寝ようとしたところ、息子がもがいて泣き始めました。再度寝かしつけましたが、また少しするともがき始めます。とても心配になり、子供の夜間救急病院へ電話をしました。今すぐ来ても大丈夫とのことだったので23時ころに妻と車で急行です。
病院への距離は近いに越したことはない
家から病院までは車で5分ほどの場所にあります。家を出て診断を受けて帰ってくるまで、1時間もかからずに済みました。初めての夜間病院だったので、どのくらい時間がかかるか分からず寝不足を覚悟していましたが、場所が近かったため思ったほど遅くなりませんでした。
- 病院の場所の把握
- 家から近い距離にある
この条件が揃っていたことが不幸中の幸いとなりました。今後引越しや自宅購入を考えるさいは、子供がいる場合はこのことを頭に入れておいた方がいいと悟りました。
1日目(病院にて)
病院に到着して何人かほかの子供もいましたが、すぐに順番が回ってきました。もちろん体温の測定があるので、案の定息子は嫌がって泣いてしまいます。脇に挟むのを手こずっていたら、看護婦さんがぎっしり腕を掴み「やるときはやんなきゃダメですよー」とすぐに脇へ押し込みました。ベテランはすごいな…少しビックリしました。
熱はやはり38.4℃。お医者さんに見てもらうと、喉が少し赤いですねと診断を受けて
- 喉の炎症を抑える薬
- 解熱剤(とんぷく)
- 下痢を治す薬
以上3つの薬をもらいました。
救急病院では、1日分だけ応急的に治す分の薬しかもらえませんでした。翌日になったら、専門医か掛かりつけの医者へ診断してもらってくださいとのことです。その方がより正確な診断を受けられますと。
家に帰ってきたのが0時になる手前。ずっと子供を抱きかかえていたので、少し腕が張ってしまいましてが、すぐに薬を飲ませて寝かしつけました。薬を飲むときもですが、なかなか水分を飲み込んでくれなく、体調がわるいからだとそのときは思っていました。
2日目(病名発覚)
朝起きて子供はまだ就寝中。妻が朝一で病院の予約を11時にとってくれました。この日も仕事だったので会社に行き、お昼休みに診断結果がどうだったか聞いてみると、手足口病にかかっていたとこのときわかりました。
昨日水分を飲むのを嫌がっていたのは、口の中に発疹があったからです。普通の人では見分けがつかないですが、お医者さんが見たところ、手や足にもかすかに発疹があるということでした。
そもそも手足口病とは?
手足口病について、「medicalnote」という以下のサイトに詳しく書いてありましたので、ご覧になってみてください。
2日目(帰宅後)
家に帰って息子の様子を見てみると、やはり高熱があるようには見えないくらい平然としています。病院で測ったときは、39℃もの熱があったとは到底思えません。私が38℃の熱を出したときなんか、苦しくて動き回ることなんかできなかったのに、赤ちゃんの体はどうなっているのだろう。
病院からは、高熱を下げる座薬と下痢止めの薬をもらいました。座薬は38.5℃以上の熱があり、ぐったりした様子だと使ってくださいとのことです。
夜の20時くらいに体温を測ったところ、なんとまだ39℃の熱があるじゃありませんか!とくにぐったりした様子はないのですが、さすがに心配になり座薬をしようと妻と話しました。ただでさえジッとしていることのない息子が、座薬をさすときに我慢できるのかと考えていたのですが、風呂上がりに着替えてるあいだにもうさしていたと聞きビックリです。お尻に入ってしまえばあとは勝手に奥まで行くそうです。
子供の好き嫌いを把握するのは大事!
座薬をさすと汗がたくさん出ると思い水分を与えようとしますが、口の中の発疹が気になるようであまり飲んでくれません。そんなときに役立ったのが、大好物のお手製バナナジュースです!この飲み物いつも全部飲み干すほど大好きなため、発疹があってもごくごく飲んでくれました。子供の大好物を知っておくのは大事なことですね。
3日目(回復)
座薬をさして一晩寝かしつけた結果として、熱は引きました。昨日の39℃台の熱から、一気に37℃台へよくなりました。
熱が下がって体も元気にもなり、子供の動きがより活発になりました。一時はどうなることかと心配していましたが、早めに病院へ受診してよかったと思います。高熱が続けば脳へのダメージも起こりうる可能性があるので、迷ったらフリーダイヤルや病院へ電話して不安を少しでも取り除き、親の方も冷静にならないといけないですね。
回復したとはいえ、まだ喉のあたりに違和感がある様子。まだ完治したとまではいっていないので、ぶり返さないようにアフターケアも大事です。
今後も子供が大きくなるに連れて、他の病気などにもかかってしまうと思うので、今回の経験が次につなげられればと思います。
長くなりましたが、手足口病と闘った息子のドタバタ奮闘記でした!